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支援事例

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東証プライム 広告企業:新規事業の市場リサーチ

​本支援の背景

  • 既存の広告コア事業の顧客ネットワークや知見を活かし、また将来的な市場成長を見込んで、海外で新規事業を起こす方針となった

  • 本新規事業は日本企業向けの提供は一定見込んでいた一方、海外の将来需要を見込んで、現地での顧客獲得やプレゼンスを上げていく必要性があった

  • そこで、中長期的な現地に根付いた新規事業の拡大を狙っていくために、本新規事業をグローバルレベルで展開している競合企業をベンチマークとしつつ、業界や市場理解を進めることとなった

​本支援における4つのエッセンス

エキスパートでチームを構成

  • 抽象度の高いテーマに取り組む際は、ある程度「あたり」をつけて進めることが重要

  • エキスパートの知識と経験から「あたり」をつけていく

  • 進行役が超キーパーソン。議論を進行すると同時に、エキスパートから情報を吸い上げる

1

デスクトップリサーチは効率的に

  • デスクトップリサーチは、やろうと思えばどれだけでも時間をかけられる

  • 「この論点の、ここをクリアにする」と決め、クリアになったらリサーチを終えることが重要

  • クリアにできなかったり、時間がかかりそうな論点は思い切って飛ばして進める(生の情報を収集する際にクリアにしよう)

社外から生の情報を得る

  • チームで補えない生の情報(1次情報)は、どんな手段を使っても、社外から情報を必ず収集する

  • 社外インタビューを代わりに実施してくれる会社もあるので、ここはお金をかけてでも取り組むべき

3

競合他社から徹底的に学ぶ

  • 事業が上手くいっている理由は、必ずその事業を営む会社(競合他社)の中に眠っている

  • 彼らの本来いた市場のポジションはどこで、直近のトレンドを踏まえてどのような戦略を取っているのか、その動向の中にヒントが眠っている

4

エッセンス① 事業に関係するエキスパートでチームを構成

​超える必要があったカベ

  • グローバルで戦える新規事業を立ち上げ、推進したいという漠然としたアイデアに対し、何から手を付けて良いのか分からない状態だった

  • 加えて、取り組む新規事業に精通したメンバーが揃わない状況下での立ち上げであった

​アプローチ

  • 新規事業に知見の深いメンバー(新規事業立ち上げ経験者,グローバルの事業経験者,該当事業に知見の深いメンバー)で外部パートナー(アキエス)を選定した

  • 曖昧な理解、アウトプットイメージのままリサーチを進めずに、すり合わせに時間を多く費やした

​成果

  • 業界の市場理解のディスカッションパートナーができたこと

  • デスクトップリサーチを通じてアウトプットの共通認識を持てたこと

  • 初期仮説の構築とそれをクリアにする論点の整理

キーサクセスファクター

  1. 社内だけでなく外部の経験者を頼る。ほとんど全ての領域で知見がカバーできるようチームを構成する

  2. 本格的なリサーチ前に精度の高い仮説を作れ。アウトプットイメージがブレると収拾がつかなくなる可能性が高まる。ここに時間を費やすことを惜しむな!

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